転職活動に興味はあるけど、どの転職エージェントを活用すればいいのだろうか?大手のエージェント会社と中小(個人)のエージェント会社どちらを利用すればいいのか?等迷ったりしませんか
私自身、2回転職経験があり、1回目は中小(個人)のエージェントを活用し、2回目は大手のエージェントを活用しました。
先に結論を述べると、エージェント選びにおいて、最も重要なことは、大手であろうと・中小(個人)であろうと自分に合うエージェントを探すことです。転職期間中、エージェントと何かと相談ややり取りをすることがあります。その際、ストレスを感じずに転職活動を進めていけるようにするためです。
まずは、何社か転職エージェントに登録し、実際に面談を行い、自分に合うエージェントを見つけることが大切です。
何社か転職エージェントに登録する上で、どんなエージェントに登録するべきか参考にして頂けたらと思い、私自身が感じた大手と中小(個人)のエージェントの違いやそれぞれどんな人にオススメなのかを記載してみました。ぜひ参考にしてみてください!
1.大手・中小(個人)のエージェントの違い3選
私が今まで利用してきた中で感じた大手と中小(個人)のエージェントの違い(3点)を、以下の通り簡単に表でまとめてみました。
大手 | 中小(個人) | |
求人数 | ◎(多い) | ○(少ない) |
求人への理解度 | ○ | ◎ |
対応 | ○ | ◎ |
求人数について
やはり、大手エージェントは全業界・職種を扱っていることから、中小(個人)エージェントと比べると、求人数は多いです。
実際、大手エージェントを活用した際、エージェントとの面談を終えた後50社程度の求人が送られてきました。一方、個人のエージェントを活用した際、基本同じ業界の求人しか持ち合わせておりませでんした。
求人への理解度
求人への理解度について、大手エージェントよりも中小(個人)エージェントの方が高い印象を抱きました。
大手エージェントの場合、営業担当と企業担当が分かれている場合が多いです。営業担当は、転職希望者とのやり取りを担当します。企業担当は、企業とのやり取りを専門に行います。そのため、営業担当は直接企業の方とやり取りしていないことから、求人情報をそこまで熟知していない場合があります。
一方、中小(個人)エージェントの場合、転職希望者のみならず、企業との面談も一人のエージェントが行なっている場合が多く、求人への理解度は高いです。加えて、企業の人事担当から得た情報もタイムリーに共有いただけた印象があります。
対応
大手エージェントであろうと、中小(個人)エージェントであろうと、基本的に転職希望者に対して丁寧に対応頂けます。ただ、大手エージェントの場合、常時営業担当が何十人も転職希望者を抱えている場合が多く、一人一人に避ける時間が少ない印象があり、どちらかというと、中小(個人)エージェントの方が丁寧に対応いただける印象です。
中小(個人)のエージェントを活用した際、レジュメも事細かにみて頂けました。例えば、履歴書・職務経歴書の構成や自己PRの書き方を教えて頂けました。加えて、面接対策についても、一次、二次、最終、それぞれのタイミングで面接対策をして頂けました。それぞの面接で、面接官は異なり、聞かれる内容も異なってくることから、それぞれの面接フェーズに合わせて、必須の質問事項に対する回答も一緒に準備してくださり、手厚いサービスを受けられた印象です。
2.それぞれどんな人にオススメのなのか?
大手エージェント、中小(個人)のエージェントを選択する上で、それぞれのどんな人にオススメなのか記載してみました。
大手エージェントがオススメな人
①業界関係なく、転職を考えている人(給料アップ等の条件面を重視している人)
②職種を変えたい人
③転職経験のある人
中小(個人)エージェントがオススメな人
①転職したい業界が決まっている人
②手厚いサポートを受けながら転職活動をしたい人
大手エージェントの活用をオススメする人について
①業界関係なく、転職を考えている人(給料アップ等の条件面を重視している人)
求人数について、大手エージェントの方が圧倒的に多いことから、自分の希望に沿った条件の求人を見つけられる可能性が高いと考えます。
転職活動していく中で、書類や面接で落ちてしまうことはあります。そんな中求人数が少ないと、チャレンジできる回数が減少してしまうので、求人数は多くあった方がいいと思います。
また、転職活動中に、新規の求人に出会う可能性が高まり、新たに自身の条件に合致した求人に出会う確率も高まります。
②職種を変えたい人
職種を変えたい人にも大手エージェントはオススメです。
理由は求人数の多さです。転職時、企業は即戦力を求めております。未経験職種に転職する場合、経験者と比較すると、書類の通過率は圧倒的に落ちます。そのため、ある程度は、求人にエントリーする必要があり、求人が多い大手エージェントがおすすめとなります。
自身の経験において、1回目の転職では、営業から営業への転職であったこともあり、エントリーは1社のみでした。しかし、2回目の転職では、営業からバックオフィスへの転職となり、20社程度の求人にエントリーして、通過したのは、数社程度でした。
③転職経験のある人
転職経験のある人も大手エージェントがオススメです。
一度転職を経験していることからある程度履歴書・職務経歴書のフォーマットは出来上がっていると思います。また、転職活動の流れも大方理解していると思います。そのため、手厚いサポートを受けられる中小(個人)エージェントを選ぶよりも、求人数の多い大手エージェントを選択する方が良いと思います。
中小(個人)エージェントの活用をオススメする人について
①転職したい業界が決まっている人
転職したい業界が決まっている人は、中小(個人)エージェントをオススメします。
中小(個人)エージェントは、ある業界に特化している場合が多く、その業界に精通している人が多いです。私も1回目の転職では中小(個人)エージェントを活用しました。そのエージェントはある業界で何人も転職を成功させておりました。
また、中小(個人)エージェントは、営業担当と企業担当が分かれておらず、我々(転職希望者)とのやり取りのみならず、企業とのやりとりもしております。そのため、よりリアルで細かな情報を、エージェントから聞くことができました。
②手厚いサポートを受けながら転職活動をしたい人
手厚いサポートを受けながら転職活動をしたい人には、中小(個人)エージェントがオススメです。
上述した通り、サポートや対応が親切かつ丁寧である場合が多く手厚いサポートを受けながら転職活動をしたい人にはオススメです。活用する場合、書類(履歴書・職務経歴書)のチェックや面接対策の依頼をすると良いと思います。
3.中小(個人)エージェントの見つけ方について
中小(個人)エージェントのオススメに当てはまったけど、どうやって探したらいいのか?や大手の方がなんか安心感があるなと感じる人もいるかと思います。
そんな時は転職エージェントと我々(転職希望者)をマッチさせるサービスを活用すると良いかと思います。私の場合、1回目の転職時、ビズリーチを活用しておりました。ビズリーチは、①企業から直接スカウトが来るパターンと②ヘッドハンター(転職エージェント)からスカウトが来るパターンの2パターンがございます。1回目の転職時、上記②ヘッドハンター(転職エージェント)からスカウトがあり、面談を行い、企業の紹介を受け、内定まで獲得することができました。
ビズリーチでは、ヘッドハンターの得意分野や実際に活用したユーザーの評価が5段階形式で記載されており、自分の希望にあうかつ評価の高いエージェントと面談することができ、効率的に転職活動が進められたと考えております。
まとめ
大手エージェント、中小(個人)エージェントそれぞれに大きな特徴はあるものの、自分に合うエージェントを見つけることが転職を成功させる上でカギになると考えております。
最初、何社か面談するのは、大変かと思いますが、労力を惜しまず面談した上で、自分に合うエージェントを見つけて転職を成功させましょう。
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